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術前の状態の#9(上顎左側中切歯、21).状態の悪い粘膜歯肉辺縁

ベニア修復用の形成

コンポジットレジンによるベニア修復

ベニア修復を行って3ヶ月後、歯根吸収が進行し歯肉辺縁の退縮が見られた。更なる歯根吸収による審美性の悪化を防ぐために、抜歯せざるを得なかった。

患者は、広範にわたるガミースマイルであったことから今回の治療はより困難なものとなった。

術前のエックス線写真:状態の悪い歯根吸収の兆候が見られ、抜歯せざるを得なかった。

粘膜歯肉移植術を伴う、インプラント埋入

初回手術の際に、良好な結果が期待できるだけの軟組織の供給ができなかったため、2回目の手術が行われ、マージンを切縁方向に移動した。

アバットメントが、粘膜歯肉手術のためのガイドとなった

2回目の手術後にプロビジョナルクラウンが装着された状態

患者は、広範にわたるガミースマイルであったことから今回の治療はより困難なものとなった。

計画通りに手術部位が治癒している状態

カスタム印象用コーピングの装着(正面観)

カスタム印象用コーピングの装着(咬合面観)

新しいプロビジョナルクラウンの装着。これにより、歯肉のカントゥアが形成される、そして最終補綴物のための診断ツールとしても利用される。

インプラント埋入後

シェード:M1

カスタムアバットメントと最終補綴物

セメンテーションの際に利用するシリコンコーピングの作製

カスタム ジルコニア アバットメント

最終補綴物の試適

Teflon®によるアクセスホールの封鎖

セメンテーションのための準備

クラウンは、セット直前に最初にシリコンコーピングに“セメンテーション“する。この手順により、余剰セメントを最少限にすることができる。

最終補綴

最終補綴物は辺縁の歯肉とよく調和が取れている。また、左上中切歯の歯軸と歯の長さは適切に修復されており、それによってより自然で審美的な結果になっている。

icon-patient_case
Patient cases:
Single-unit restorations
(Maxilla / Anterior)

軟組織のマネージメント:単独歯修復

Lead:  
David Garcia Baeza

Questions

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